四十肩 五十肩 凍結肩 治療法

四十肩 五十肩 凍結肩 の治療法

肩関節周囲炎いわゆる五十肩は突然、肩に痛みが出現し、個人差はありますが、酷い人になると脇すら開ける事が出来なくなり、そこまで行かなくても、動かすと激痛が走る本当にキツイ症状です。
原因は不明で、分からない事が多く、治療法も完全に確立しておりません。
ですから、この症状になった方はどのような治療をして良いのか分からず、右往左往しているのが現状ではないでしょうか?
よく言われている原因として関節の中にある滑液(関節を滑らす為の液)の炎症、筋肉に石灰沈着して炎症がおきるもの(筋肉の一部が石灰化する)筋肉の炎症、筋肉の断裂。肩関節周囲の靭帯の炎症。など多岐に渡ります。
治療法も様々で、石灰沈着であれば、注射を打ったりすると著効を示すこともありますし、麻酔注射を打って症状が良くなる方もいます。
腱板断裂であれば、手術をして腱板を繋げなければなりません。
関節の中は接骨院では分からないので、まずは整形外科でドクターに診てもらう事が大切です。
画像所見や他の検査で特に異常は認められず、リハビリテーションしか方法が無いものも多くあります。

当院で治療できる範囲は腱板に炎症が起きていたり、拘縮が起きて筋肉が硬くなって動きが悪くなっているものです。
いわゆるドクターにリハビリで治しましょうね。と言われた症状です。

当院の特徴は超音波治療器を使います。
この治療器は皮膚から5センチ位奥まで温熱刺激、振動刺激を与える事ができて、指では届かない深くまで複雑に筋肉が絡みあっている肩関節の治療に最適の治療器になります。
また、炎症を早く取り除くことが出来るマイクロカレント電気治療器も並行して治療していきます。

肩関節があまり動かない内は無理やりストレッチや筋トレをするとかえって痛みが増強してしまいます。
ある程度関節が動くようになるまではこの電気治療をメインに行っていきます。

少し、肩が動く様になってきましたら、当院の特徴である横山式二点療法を使っていきます。
この療法は肩の硬い所を探りながら、その硬い所がゆるむ反射点を探しながら治療をしていきます。
この治療は痛い所を無理やり押したりしないので、安心して治療を受けられますし、無理やりストレッチを行わないので、痛い動作を我慢する必要もありません。

次にある程度肩が動くようになったら、AKAと言う関節を優しく動かす治療法も並行して行って行きます。
この治療法はゆっくり関節に負荷をかけずに動かす療法です。
早く動かすと反射が起こり、筋肉に緊張を生んでしまうため、その反射を起こさずに動かすテクニックです。
ゆっくり、関節を動かしながら、筋肉の再教育を行って行きます。

治療期間

五十肩の治療期間はこれくらいで治りますとは言えません。
人によって症状が重い方もいらっしゃれば軽い方もいらっしゃいます。
中には五十肩と言われていても単純に肩の筋肉の疲労程度の事もあります。
肩の筋肉の疲労程度でしたら、数回の治療で比較的症状が無くなる方も多いです。
ただ、重篤になりますと、治療後はある程度楽になってもすぐに痛みが戻ってしまったりして
一体いつ治るのか不安に駆られる方も多いです。
ただ、私の臨床経験では治療効果が出る方は戻りがあったとしても、徐々に症状が改善していく方も多いです。

諦めないで治療を続けることが肝心だと思います。

五十肩の症状で悩んでいる方、他院で症状が中々改善しない方がいらっしゃいましたら一度当院の治療を受けて見て下さい。
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